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色々考えさせられました。

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前回のブログでは、非常に考えさせられるご意見が多く、読者の皆さんの見識にハッとさせられることが多くありました。


皆さん貴重なご意見本当にありがとうございました。



そんな中、金子議員は今後お子さんの送迎には公用車を使用しないと名言したとのことです。



私はこの記事を読みやるせなさを感じています。




金子議員の立場には国会議員としての「政務」と総務大臣政務官としての「公務」があり今回、議論となっている公用車は「公務」の為に支給されているものです。



ただ日本は議院内閣制である以上、政務と公務の線引きはほぼ不可能です。朝、省庁に登庁して、その後、国会の委員会に出席、また省に戻るなどは日常だからです。




そして公務と政務を兼任することは、ほぼ24時間働くことを意味しています。政治家としてのスケジュールに、行政のトップ(金子議員の場合は総務大臣政務官)の省庁の仕事もこなさなければなりません。



今までなら子供をかかえる女性がこなす事はほぼ不可能でした。




そこに風穴を開けたのが
「議員会館内認証保育所」




そもそも、議員会館内託児所の新設をめぐっては10年近く前に議論し尽くし、その運用にあたっては、当然、子供を持つ女性国会議員が、政務官や大臣クラスに就任することを想定して、公用車の運用ガイドラインも含めて検討されているからです。



つまり、託児所に子供を連れてくる場合、公用車での立ち寄りを想定して、各省庁ごとにガイドラインを持っているのです。




 もちろん私達の税金が使われているので、無駄な事に使われては問題ですが、今回はこのガイドラインに当てはまるのではないかと。



それに比べその他の親族の送迎は公用車に同乗者を乗せても違反ではないとはいえ、私もそこは疑問を感じるので、是非そこをもっときちんと説明して貰いたいと思います。




なので今回の金子議員の宣言は、かつての議論をひっくり返し、子供をもつ女性国会議員が重要なポストにつく事がまた一つ難しくなると同時に、様々な誤解を皆さんに与えるのではないかと思うのです。




今回の判断は同じ働く母親として、話題を早く沈静化したいという母心は理解できますが、やはりやるさせなさを感じます。




そして、さらに痛感したのが働く母親と保育園問題。この問題が根本にあり、多くの母親が保育園探しに翻弄され、何かを諦めている現状。



これ自体が大きく変わり、誰もが自分の希望する園に当たり前に入れるようになれば、また議論はかわるのではないでしょうか。



もっと多くの、育児の大変さや苦悩の分かる政治家が増え、育児の当事者として、コメントにもあった「地獄のような」育児社会を少しでも変えて貰いたい。


  
そう改めて思いました。







なんて偉そうにつらつらと書いてしまいすみません。明日からはまた、のほほんといつものたわいのないブログに戻ろうと思いますので、またのんびりお付き合いいただければと思います(o^^o)





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